ステンレス製品のお手入れについて

■ステンレスの特長

ステンレスは錆にくい金属ですが、ご利用の仕方によっては錆が発生する事があります。
このページをご覧頂き、ステンレス製品の正しい取扱い方法や、錆が発生した際の対処方法についてご理解下さい。

[ステンレス]とは、
「stain(ステン)」 = 「しみ、汚れ、汚染」
「less(レス)」 = 「~しない」
という意味で、鉄に比べ「錆びない」という意味合いからその名前がつけられました。

ステンレスは、鉄にクロムを添加することで表面に薄い酸化皮膜(不動態皮膜)を作り、これが保護膜となるため周辺環境に反応しにくく、耐食性が強いという特長があります。また、酸化皮膜(不動態皮膜)が傷ついても、酸素や水と結合しすぐに再生する機能を持っています。

その為[ステンレス]は耐食性に優れ、非常に錆びにくい金属と言えます。

※NOGUCHIの建築金物製品で使用しているステンレス材の種類は用途に合わせてオーステナイト系 SUS304、フェライト系 SUS430 の2種類を主に使用しています。
・SUS304 は炭素量が少なく耐食性、溶接性が良好であるため、高級ステンレス鋼として広く用いられています。
・SUS430 は18クロム鋼の基準型で冷間加工性、耐食性がよく、廉価なので広く使用されています。

ステンレス製商品の『錆』について

■ステンレスの錆について

ステンレスは耐食性に優れた錆びにくい金属です。
ただし、下記のような状況においては、ステンレス表面が錆びたように見える現象(項目1)やステンレス自体が錆びる現象(項目2~6)がありますで、ステンレス商品を取り扱う際には注意が必要です。

1.『もらい錆』による錆
ステンレスの表面に直接鉄を付けたり、鉄粉などの異種金属が付着することで、付着物自体が錆び、ステンレスが錆びたように見える現象。
また、「もらい錆」を放置すると、ステンレス自体が錆びることがあるので、特に屋外で使用するステンレス製品(ステンレス柱受、ガラリ 等)は異種金属が付着する可能性が高く、定期的なメンテナンスが必要となります。

2.ステンレス自体の錆
海岸地域などの潮風に含まれる塩化物イオンの腐食作用により、ステンレス自体が錆びる現象

3.排ガス中の有害成分による錆
自動車の排気ガス、煤煙、亜硫酸ガスなどが付着し錆びる現象

4.酸性雨被害による錆

5.プレス加工摩擦により磁気発生箇所

■メンテナンスの方法と注意事項

上記で記載で記載したように、ステンレス自体錆びる可能性はありますが、ステンレス製品の錆の多くは表層のみの為、鉄製品のように深く侵食されることはありません。定期的に水で洗い、乾いた布で乾拭きすることで本来の美観を整えることができます。また、鉄粉や潮風等により表面に錆びが発生した場合は、スポンジや布に中性洗剤や市販のステンレス用清掃溶液で拭き取ったり、落ちにくい場合は、「ステンレス製ブラシ」を使用することで錆を取り除くことができます。

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多くの場合は、上記のメンテナンスを行うことで錆びの除去を行うことができます。誤った使用や「もらい錆」による基材腐食、塩害や酸性雨などの環境要因 等によって生じた損害については、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。

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